ラグランジアンとは
解析力学では、ラグランジアンという概念を用いると、物体の運動方程式を数学的に導出することができます。
なぜ「L=T+V」とすべきか？
ラグランジアンの定義は、位置エネルギーと運動エネルギーの差ではなく、位置エネルギーと運動エネルギーの和と定義すると、物理的な意味をより明確にできる可能性があります。
「L=T-V」が有効であった理由
ラグランジアンの定義で正負の符号が反対であっても、座標軸の向きを正しくとれば、物理的に正しい結果が得られます。
新たな定義の意義
ラグランジアンの新たな定義を採用すると、その物理的な意味が明確になります。
逆の符号でも、2回適用すれば元に戻る
ラグランジアンの定義で正負の符号が反対であっても、そこから導出する過程でもう一度定義を適用すると、正しい結果が得られます。